最終更新 070204

今夜のおかず


お金と時間をかければ
誰だってある程度美味しいものは作れるけれど
私の料理は安く・早く・それでいて健康にがモットー。

手抜きの日々の中で、たまに放たれるスマッシュヒットをご紹介!
分量や材料はかなりアバウトですが
よろしかったら各ご家庭で再現してみて下さい。


レシピの見方
  • カップ=200t、大さじ=15t、小さじ=5t‥‥ですが、いつも目分量なのでちゃんと記載できずにすみません。


  • ここに紹介するものは、全て「味は三ツ星」です! 補足として

  •  * 主食系(茶)、おかず系(緑)、つまみ系(黄)、おやつ・デザート系(ピンク)、その他(灰)の色分け
     * 難易度 ★☆☆☆☆易←→難★★★★★
     * 材料費(最も安い食材で作った時の大まかな値。高熱費、調味料は含まず)
    を記しました。ご参考まで。

  • 経済性重視のため、私は普段メニューを決めずに買い物し、その時あるもので適当に調理します。なので、記した材料でなければいけない、ということはありません。好みやセンスでどんどんアレンジしてみて下さい。


  • 経済性重視のため、最安値の食材を使用していますが、私の数少ない食へのこだわりの一つに「調味料は良いものを使え!」があります。100g/98円の安いお肉を使っても、良い調味料(丸大豆醤油、黒酢、自然塩etc.)を使えばなかなかな一品が出来るものです。


  • 火や包丁の取り扱いには十分注意して下さいね。



* ゴーヤのおつまみ(gohya-no-otsumami)
【2、3人分100円/★★☆☆☆】
〜あの苦〜いゴーヤ(ニガウリ)が、とても食べやすいおつまみになりました

小さな写真だとわかりづらいけど‥‥旨い!

材料ゴーヤ(1本2、3人分)、片栗粉、揚げ油、カレー粉、塩
作り方
  1. ゴーヤは洗って縦二つに割り、スプーンなどでわたとタネをとる(わたは苦く食感も良くないので丁寧に取る)。
  2. 2mm程の厚さに切り、片栗粉をまんべんなくまぶす。
  3. 揚げ油を熱し、カリっとするまで揚げる。はじめ低めの温度で揚げ、取り出す前に火を強める。焦げない程度に色づくと、苦味もほとんどない。
  4. カレー粉と塩を2:1で合わたカレー塩で食す。

ゴーヤの苦さが平気な方にはゴーヤの糠漬けもおススメです。きゅうり等と同じく糠床に一晩入れておけば、緑色も鮮やかな美味しい糠漬けの出来上がり。ご飯のお供に、ビールのおつまみに最高です!

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* 和風炒飯(wafu-chahan)
【1人分50円/★☆☆☆☆】
〜カルシウムたっぷり、ごま油を使った風味の良い炒飯です。

材料残りご飯、乾燥桜海老、かつおぶし、ごま(その他あれば長ねぎ、小松菜、生姜など)、ごま油、醤油
作り方
  1. 炒め鍋にごま油を熱し、(あれば長ねぎ、生姜)桜海老、残りご飯を良く炒める。おこげが出来るほど良く炒めた方が、私は好きです。
  2. (小松菜)、かつおぶし、ごまを加え良く混ぜる。
  3. 醤油で味をつけ出来上がり。醤油は鍋肌から焦がすようにまわし入れると香りがよい。

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* 煮玉子(ni-tamago)
【一度に3つで30円/★☆☆☆☆】
〜母の十八番。黄身もしっとりで、一度に3つはいけてしまいます!

これはちょっと煮詰めすぎたので色が濃い目(^^ゞ)

材料卵(鍋の中で遊ばないくらい詰まっていたほうが、煮汁が少なくて作りやすい。1パック=10個でつくるのがおススメです)、醤油、みりん、麺つゆ(もちろんちゃんとお出汁をとった方が○だけど)
作り方
  1. ゆで卵をつくる。キレイに殻が剥けるくらいに固ゆでに。
  2. ゆで卵と卵が隠れる程の水、そして醤油とみりんと麺つゆを1:2:1の割合で鍋に入れ、(分量は1がおたま1杯程度)火にかける。甘めが好きな人は、さらに少量の黒砂糖を、酒のつまみにするには日本酒を少々入れても良いかも。分量はお好みで。
  3. 落し蓋をして弱火でただひたすら煮続ける。煮汁が少なくなると焦げるので注意。
  4. 全体に色がついたら火を止め、そのまま冷ます。冷ますことによって味がなじむので、遠足の前の晩に作ると良いでしょう(笑)。

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* セロリといかクンのさっぱり和え(celery-to-ikakun-no-sappari-ae)】
【セロリ1束分150円/★☆☆☆☆】
〜あの輪ゴムのような(?)いかの燻製がセロリと良く合うんです!

材料セロリ(一人1本程度)、(おつまみの)いかの燻製(セロリと同量程度)、サラダ油
作り方
  1. セロリは洗って固い筋をとり、斜め薄切りにする。
  2. いかクンはそのままでも良いが、輪を半分〜3分の1程度にカットしておくと増量効果アリ?
  3. セロリといかクンを油で和え、常温でそのまま少し置く。馴染めば出来上がり(半日〜1日くらい?)。

この簡単でとても美味しいおかずは、ご近所のみち子さんより教えていただきました。栄養士の資格もお持ちのみち子さんはとてもお料理上手で、日々ご家族の皆さまのためにその腕を振るわれていらっしゃいますが、時には一人暮らしの私にまで、心温まる家庭料理を差し入れていただいているのです。「東京の母」と呼ぶには若過ぎる方なのですが‥‥ああ、感謝!

* 2002.10.14.加筆訂正有り(「油で和え、常温で」を加筆)

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* やわらか豆腐(yawaraka-doufu)
【5、6人分200円/★☆☆☆☆】
〜ゼリー好きの私が大好きな一品。口の中でとろけます!

生姜とワサビを添えて醤油をかけたところ

材料豆乳、ゼラチン
作り方
  1. ゼラチンは水に浸してふやかしておく。ゼラチンの分量は規定量(3%程度)よりも少な目がおススメ。私はようやく固まるくらいの「ゆるゆる」が好み。
  2. 豆乳を鍋に入れ、火にかける。ゼラチンが溶ける温度(60℃程度)で良いので、沸騰、吹きこぼれ、焦げ付き注意。
  3. 温まってきたらゼラチンを加えて良く溶かし、火を止める。
  4. ガラスの器などに豆乳液を流し、冷蔵庫で冷やし固めれば出来上がり。わさびや生姜などお好みの薬味を添えて、お醤油でいただきます。ゼラチンを少し多めにして方形の型に流せば、羊羹のように切って盛り付けられて精進風にも。

このやわらか豆腐は、上にかけるものを醤油から黒蜜に変えるだけで「豆乳花(トールーファ)」という中華のデザートに早がわり!これもとっても美味しいので是非お試しあれ!

豆乳花(トールーファ)。黒蜜をかけたところ

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* ラーメンスープ鍋(ramen-soup-nabe)
【小袋で2、3人分?円/★☆☆☆☆】
生ラーメンを買うとついてくる小袋入りのスープって、お鍋に使うとグー!

材料* 味噌スープを使った場合の一例
 つみれ、ゴボウ、人参、椎茸、長ねぎ、しらたき、昆布等
作り方
  1. 材料を適当な大きさに切り、土鍋に入れる。
  2. 水適量を注ぎ、火にかける。昆布やワカメ、つみれ等が入っていると、ダシが出て旨みUP!でもなくてもラーメンスープが入るので大丈夫。
  3. 一煮立ちしたら灰汁をとり、ラーメンスープを入れる。
  4. お好みで少々煮込めば出来上がり。

残ったラーメンスープの利用法として考えついたもので、レシピと言える物ではなく、本来は番外とでもすべきところなのですが‥‥一緒にしちゃいました。尚、ラーメンスープは味噌・塩・醤油どれでも美味しく使えました。私なりの使い分けは日記(2002年11月14日)に記してありますが、その他にも皆さんのご家庭で試してみて下さい。

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* お手軽ドライカレー(otegaru-dry−curry
【2、3人分50円/★★☆☆☆】
〜辛さの調節や塩加減もカレールーを使えば手間なし!

材料材料   ご飯、(以下有り合せでなんでも)鶏肉、人参、玉ねぎ、レーズン、レタス、卵等
作り方
  1. 具を荒みじんに切り、肉類、火の通りにくい野菜から順に炒める。
  2. カレールー(ご飯茶碗2杯分くらいでルー一山)を加えて、具に絡めながら溶かす。カレールーにはもともと油分が含まれているので、野菜を炒める油は必要最低限にしておく。ルーを入れると油が回っていい感じになります。
  3. ご飯を加えて、ダマがなくなるまで良く炒める。
  4. 葉ものの野菜は最後に加える。無くても良いが、入れるとカレーのキツさが和らぎます。大根の葉などでも十分○。
  5. 盛り付けの際、中央を少し窪ませ、お好みで生卵(卵黄)を落としていただきます。

カレー粉を使うと、妙に粉っぽくなったり辛味が強くて味が無かったり、といった失敗をしがちですが、カレールーを使えば心配ご無用。しょっぱいのでルーは少なめに使って下さい。これも番外かしら‥‥

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* 簡単つみれ(kantan-tsumire)
【2、3人分100円/★★★☆☆】
〜出来合いとは格段の違いが!その一手間が美味しさに繋がるんです

つみれの他に昆布(出汁昆布を細く刻んで)、人参、長ネギ、キムチ。超手抜き鍋

材料いわし、しょうが、片栗粉、七味唐辛子、塩
作り方
  1. いわしは手開きでおろす。
  2. おろしたいわしを包丁で粗みじんくらいにたたく。もちろんフードプロセッサーを使っても良いですが、洗うのが面倒だしこれで十分です。それにウチにはフードプロセッサーが無い!
  3. ボールにたたいたいわしとしょうが一片をすりおろしたもの、全体量の1%程度の塩、好みで七味唐辛子、そして片栗粉適量をまとまるまで良く混ぜる。つみれの塩分は1%が基本ですが、少ないよりはやや多めの方が美味しいです。汁物で使うから後の調味料を加減すれば問題ありません。
  4. 味噌汁などに入れると良いおダシも出て、美味しい。

最近はいわしも高級魚の仲間入り。しかし我が家では100円均一のめざし(3匹100円)やうるめを使っています。

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* ミルク酒(milk-zake)
【1杯分50円?/★☆☆☆☆】
アルコールに弱い私が美味しく飲めるお酒です

見た目はただのミルクと変わりなし(笑)

材料日本酒、牛乳、ハチミツ
作り方
  1. 材料を混ぜるだけ!分量はお好みで。私は日本酒と牛乳を同量程度にしてます。

ハチミツが混ざる程度に「燗」をしても良いですが、オススメは常温〜冷で。甘すぎるくらいが美味しいんだな、これが。

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* 酒ゼリー(sake-jelly)
【1人分50?円/★★☆☆☆】
〜甘くて美味しいゼリーなのに、いつの間にかほろ酔い

見えるかな〜?透明なゼリーなの

材料酒、砂糖、ゼラチン
作り方
  1. ゼラチンは水に浸してふやかしておく。ゼラチンの分量は規定量(3%程度)よりも少な目がおススメ)。
  2. 酒を鍋に入れ、火にかける。
  3. 温まってきたら砂糖を加えて、溶けたらゼラチンを入れ良く混ぜ、火を止める。砂糖の量は好みにも拠るが、酒自体に甘味があるので少なめにすること。味見をしながら加えると良い。
  4. ガラスの器などにゼリー液を流し、冷蔵庫で冷やし固めれば出来上がり。

知人から貰った「日本酒ゼリー」が美味しくて、家でも作ってみたところ、かなり近い味が再現できました。日本酒以外では焼酎、梅酒、ワイン(赤白共に)もイケそうですね。尚、アルコールの弱い方は、ゼラチンを入れる前に沸騰させ、アルコールを飛ばしておくと良いでしょう。写真の“焼酎ゼリー”を食べたあとは、ほんのり顔が赤くなりましたので、車の運転はお控えくださいね。

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* 米茄子の甘辛炒め煮(beinasu-no-amakara-itame-ni)
【2、3人分100円/★★★☆☆】
〜意外に嫌いな人も多い茄子、でもこれはとろける旨さですよ〜!

にんにくと鷹の爪が味のポイント

材料米茄子、オリーブオイル、にんにく、鷹の爪、水、みりん、納豆のたれ
作り方
  1. 米茄子は1センチ位の厚さに切り、綿(表面じゃない白いところ)に水分が入るまで一度茹でる。茄子は油を吸うのでそのまま炒めると高カロリー。下茹ですることでかなりカロリーダウンになるはずです。
  2. フライパン(中華鍋も良い)にオイル、にんにくの薄切り、鷹の爪を小口に切ったのを入れて火にかける。火にかける前に(オイルが冷たいうちに)にんにくと鷹の爪を入れる。こうするとより健康効果が高いそうな。またにんにくは焦げやすいので気をつけて。
  3. 茹でた米茄子は軽く水分を切りにんにくと鷹の爪の鍋に平らに入れる。軽く焦げ目がつくまで両面焼く。
  4. 両面焼けたら茄子が被るくらいの水とみりん(お玉1杯くらい?)を入れ、沸騰したら納豆のたれ(2袋程度)を入れる。
  5. 水分が煮詰まったら出来上がり。

米茄子じゃなくて普通の茄子でも良いと思いますが、この料理の美味しさはとろける茄子の綿なので、比率として綿の多い米茄子がお薦めです。尚、オリーブオイルの代わりにごま油でもいい感じです。お好みで使い分けてください。ちなみに「納豆のたれ」は、我が家ではこのように調味料として使っています(笑)。

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* キャラメル・ポップコーン(caramel-popcorn)
【4、5人分100円/★★★★☆】
映画館の定番を、自分の家で作っちゃいましょう!

キャラメルの違う2種類盛(右側の方が焦がし具合が強い)

材料ポップコーン用コーン、塩、油、キャラメルソース(砂糖、バター、ハチミツ、コンデンスミルク)
作り方
  1. ポップコーンを作る。簡易アルミ鍋のものは塩分調整出来ないので、出来ればポップコーン用コーンで。塩は控えめに。
  2. キャラメルソースを作る。
    • フライパンにコンデンスミルク以外の材料を全て入れ、強火にかける。ちなみに分量はバターとハチミツが同量(15g程度)、砂糖はその倍(30g〜)、コンデンスミルク少々ですが、好みでアレンジしてみて下さい。尚、この際決してかき混ぜないこと。鍋を傾けて自然に馴染む程度に。
    • 全体が泡立ち、少しずつ色がついてくるので目を離さないようにし、全体が茶色になってきたらコンデンスミルクを少々、また重曹を入れるとポップコーンに和える際固まりにくくて良いそうです。
  3. 作っておいたポップコーンは大き目のボール等の容器にとり、キャラメルソースを手早く和える。くっついて混ぜにくいが、あらかた混ざればOK。

写真はちょっとわかりにくいですが、2種類のキャラメルソースを盛り合わせてます。右側のはちょっと焦がしすぎで、プリンのカラメルのような風味でしたが、冷めると手に付きにくく食感も軽くてなかなか美味。左は焦がしがちょっと足りず、全体にバター風味を強く感じました。甘ったるいのが苦手な方は焦がし気味が良いかも、です。またコンデンスミルクは無くても構いません。お好みにアレンジしてみて下さい。

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* キムチ味噌汁(kimuchi-misoshiru)
【2、3人分50円?/★☆☆☆☆】
〜容器に残るキムチの汁って捨ててませんか?

材料キムチ(残り汁だけでもOK)、味噌、乾燥ワカメ、麩、こんにゃく、豆腐、納豆等何でも
作り方
  1. 味噌汁を作る。ダシは上品な昆布等よりも煮干粉をどばっと‥‥! 具は何でも良いが豆腐やこんにゃく、納豆が私好み。具沢山の方が美味しい。
  2. 仕上げにキムチを汁ごと入れ、一煮立ちしたら出来上がり。

手抜きも良いとこですが、これはかなりイケます。温かいご飯にぶっかけてかき込みましょう! 普通の味噌汁に飽きたり物足りない場合、にんにくのすりおろしを入れるだけでもグッと味が引き締まります(ラーメンのスープに近い感じになる)のでお試しあれ!

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